スーパーやドラッグストア、コンビニなんかで手頃に買える北秋田の大吟醸。
お店によってはその北秋田と一緒に越後桜という日本酒を並べてあったりします。
どちらも雰囲気が似ているのでどう違うのだろう?ということで、2本とも購入して飲み比べてみることにしました。
結論としては、
- 北秋田 大吟醸…フルーティー(苺)な香りのする綺麗な食中酒
- 越後桜 大吟醸…お米の甘さを高精米 + 添加アルコールでバランスよくまとめた日本酒らしいお酒
という印象を受けました。
※大吟醸は精米歩合50%以下で醸造アルコールを添加しているもの
味の感想など、詳しく書いていきます。
各銘柄の感想
北秋田 大吟醸
まずは過去に何度か飲んでいる北秋田のほうから(といっても飲むのは1年ぶりくらい)
冷や(常温)で開けるとすごくイチゴの香りが広がってきます。
他の日本酒銘柄ではなかなか嗅げない香りで、これをスーパーで1,000円ちょっとで買えるのはすごい。
香りの中にはアルコールの匂いも若干混じっている感じがしましたが、アルコール好きであれば悪い印象はないかと思います。
口に入れてみると、最初にしっかりとフルーティーさが出てきます。
そのあとキレがあるので余韻はほとんど無し。いい意味で香りのついているお水という印象でした。
食事を邪魔しない綺麗さがある反面、単体で飲むと綺麗すぎて少し物足りないかも。食中酒向きかと思います。
常温のときのほうが香りが伝わってくるので、飲むときはあまり冷やさなくてもよいかなとは思いました。
越後桜 大吟醸
越後桜のほうは初めて飲みます。
北秋田のようにフルーティーなお酒かと思えば、お米の甘い香りがしっかりと広がっていって、日本酒の一般的なイメージ的にはこちらのほうが近い味かと思います。
後味はポツポツと消えていく感覚。
甘い(旨みを感じる)お酒ですが、しっかり精米されているのでくどくなる手前で抑えられているように感じます。
こちらはお酒単体でも飲み続けられるタイプ、個人的には冷酒にすると甘さが抑えられて飲みやすくなるかと感じました。
逆にお燗につけると、甘みがぽわぽわと広がっていく感覚。
まさに外で桜を見ながら飲むにはいい感じかと思いました。
どちらを買うべき?
どちらが美味しいかはひとの好みによるかと思いますが、見た目の雰囲気に反して方向性はだいぶ違う印象を受けました。
最初の印象こそ北秋田の方が驚きでしたが、飲み続けていくうちに越後桜はお酒単体でも飲めていいなという感想です。
日本酒ビギナーや食事に合わせるお酒を探しているひとには北秋田を試してほしいですし、日本酒っぽい日本酒を飲みたいひとは越後桜も買ってみてほしいです。
方向性に違いがありつつ、どちらもバランスよく調整されたクオリティの高さを感じました。




